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医療法人社団 和水会
原口内科・腎クリニック
-糖尿病・腎臓内科・透析・甲状腺ー
腎臓病専門外来
<腎機能低下、蛋白尿を指摘された方へ>
腎機能は簡便にeGFR(=推算糸球体濾過量)で表されます。血液のクレアチニンをもとにして計算される腎機能を評価する数値となります。大体7割程度の正確さで腎機能を反映しているといわれています。年齢にかかわらず60(ml/min/1.73m2:以下単位は略)以上あれば正常値といわれ60以下が3か月続くと慢性腎臓病の診断がつきます。慢性腎臓病(CKD)は成人の8人に1人といるといわれ新たな国民病となりました。肝臓と同様に沈黙の臓器といわれ多少数値が落ちても痛くもかゆくもありません。が、eGFRが30を切ってくると途端に様々な症状が出てきます。しかしながら一度悪くなった腎臓はなかなかもとに戻ることはできません。まずは今現在の自分の腎臓がどの程度の機能があるのか知りましょう。そして対策を考えましょう。インターネットや雑誌で良いと言われていることがあなたの腎臓に良いとは限りません。正しいことをぜひ知ってください。
蛋白尿は腎機能を悪化させる危険因子のひとつです。むくみなどにもつながり早めの対策が必要ですが生理的なものか病的なものか判断する必要があります。
※腎腫瘤、尿潜血のみ、頻尿、膀胱炎などは一般的に泌尿器科領域になりますのでまずは泌尿器科の受診をお勧めします。

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